こんにちは、晋太郎です。
2026年5月12日、Googleが大きな製品発表をしました。その名も「Googlebook」。製品名の一部に社名をつけた渾身の新製品です。
Googlebookは、あの「Aluminium OS」
ここ数か月、IT系メディアで「Aluminium OS」という言葉がちらほら出ていました。ChromeOSとAndoroidの融合という文脈で語られていましたが、次世代のChromeOSという位置づけともされていました。
正式な明言はありませんが、今回のGooglebookがその正体であるようです。「Aluminium OS」プロジェクトが、正式な製品カテゴリとして発表されたということになります。
今使っているChromebookはどうなるの?
GooglebookがChromebookの後継であれば、このサイトの読者として心配なのは「Chromebookはどうなる?」「私のChromebookはいつまで使い続けられる?」ではないでしょうか。
この点に関していえば、GoogleはChromebookのサポート期限(AUE)まで、引き続きセキュリティアップデートを提供することを明言しています。AUEは原則10年です。たとえば2025年に購入したChromebookであれば、2035年まで安心して使い続けることができます。
また、このGooglebook発売によってChromebookの開発や販売が終了するとも明言はしていません。いまは次の発表を待つしかないですね。
また2021年以降に発売された一部のChromebookは、Googlebook OSへのアップグレードができる可能性があるようです。どの機種が対象になるかはまだ発表されていませんが、詳細は今後明らかになる予定です。既存ユーザーへの配慮は十分されていると言えそうです。
いまおもちのChromebookのAUEの確認方法はこのページでご覧ください。
でも、これはChromebookの後継機じゃない
ここは大事なポイントです。GooglebookはChromebookの後継機……とは少し違うと思えます。
Googleが発表の中で何度も使っている言葉が「プレミアム」です。想定している競合はMacBook AirやMicrosoft Surface。つまり、これまでの5万円ぐらいからのChromebookとはまったく別のラインとして登場するということです。
価格はまだ発表されていませんが、Chromebookの「単なる後継版」を期待していると、価格を見たときに驚くことになりそうです。Chromebook自体はこれからも引き続き販売され続けます。Googlebookは「新しい製品カテゴリ」と考えるのがよさそうです。
クラウドファーストからAIファーストへ
Chromebookは「クラウドで動くブラウザPC」として15年間進化してきました。Googlebookはその哲学を大きく転換させています。
Googleは今回の発表で「OSからインテリジェンス・システムへ」という言葉を使っています。これまでのChromebookでは、AIはアプリのひとつに過ぎませんでした。Googlebookでは、AIアシスタントの「Gemini」がOSの核として組み込まれます。つまりパソコンを使うあらゆる場面でAIが寄り添ってくれるという設計になっています。
どんな機能が使えるの?
現時点で発表されている主な新機能は4つです。
Magic Pointer(マジックポインター) カーソルをぷるっと動かすと、Geminiが画面の文脈を読んで提案を表示してくれます。メール内の日付にカーソルを合わせると「カレンダーに登録しますか?」と聞いてくれたり、2枚の写真を選ぶと合成プレビューを見せてくれたり、なかなか面白い機能です。
Create your Widget(ウィジェット作成) GmailやGoogleカレンダーの情報を元に、Geminiが自分専用のダッシュボードをデスクトップに作ってくれます。
Cast my Apps AndroidスマホのアプリをGooglebook上で直接動かしたり、スマホのファイルにアクセスしたりできます。スマホとPCの連携がさらに深くなりますね。
Glowbar(グローバー) ふたの外側にGoogleカラーで光るLEDライン。通知や充電状態などを表示してくれるとみられています。見た目のアイコン的な役割も担いそうです。
製造パートナーはAcer・ASUS・Dell・HP・Lenovo。いずれも馴染みのあるメーカーです。
秋の正式発表がとても楽しみ
現時点では価格・スペック・正式OS名など、詳細はほとんど発表されていません。「今秋」というだけで、具体的な発売日もまだです。
個人的に特に楽しみにしているのは、価格帯の発表です。「GooglebookはMacBookの真のライバルになれるのか?」という問いへの答えが、そのあたりで見えてくるはずです。
Chromebookを使っている方はあわてないでOKです。 サポートは継続されますし、アップグレードの可能性も残っています。秋の発表を楽しみに待ちましょう。これから購入を検討している方は、GooglebookとChromebookの両方の情報を見比べながら判断するのがよさそうです。
Googleがどんなものを見せてくれるのか、今から楽しみです。
情報は2026年5月16日時点のものです。今後の発表によって内容が変わることがあります。

